オールシーズンタイヤのデメリットと後悔しないための選び方
オールシーズンタイヤへの交換を考えているけれど、本当にデメリットはないのか、買ってから後悔しないか不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
ネットで調べると、
といったネガティブな評判も目につきます。
決して安い買い物ではないからこそ、自分の車の使い方に合っているのかしっかり見極めたいですよね。
自分自身も千葉に住んでいて、車で走る距離も多いため、タイヤ選びにはいつも頭を悩ませてきました。
この記事では、そんな自分の経験と知識を踏まえて、オールシーズンタイヤの本当の弱点と、それでも選ぶ価値がある人の条件を包み隠さずお伝えします。
- オールシーズンタイヤが持つ構造的な弱点とリスク
- 導入すると後悔しやすいドライバーの具体的な特徴
- 一年中履きっぱなしにするメリットを最大限活かせる条件
- タイヤフッドを使って安く確実にお得に交換する方法
オールシーズンタイヤのデメリットを徹底解説
オールシーズンタイヤは一年を通して履き替え不要で使える便利さがある一方で、専用タイヤと比べると構造上の妥協点も多く存在します。
ここでは、購入前に絶対に知っておくべき4つの大きなデメリットについて、自分の見解も交えながら詳しく解説していきます。
凍結路やアイスバーンでの致命的な滑りやすさ
オールシーズンタイヤ最大の弱点は、凍結した路面(アイスバーン)での制動力が極端に低いことです。

新雪や踏み固められた雪ならある程度走れますが、路面の水分が凍ったツルツルの状態になると、タイヤが路面を噛むことができず、ほぼサマータイヤと同じくらい滑ってしまいます。
| 路面状況 | オールシーズン | スタッドレス | サマータイヤ |
|---|---|---|---|
| 新雪・圧雪 | 〇 (走行可) | ◎ (安心) | × (危険) |
| 凍結路面(氷) | × (非常に危険) | ◎ (安心) | × (非常に危険) |
これら局地的に凍結しやすい場所では、車のコントロールを失うリスクが非常に高まります。
雪が降った翌朝の冷え込んだ路面などは本当に危険なので、氷上性能に関してはスタッドレスタイヤには遠く及ばないという事実をしっかり認識しておく必要があります。
実際に凍結した路面でどれくらい滑るのか、スタッドレスタイヤとの性能差をデータや実例で詳しく比較しています。
オールシーズンタイヤは凍結に強い?氷上性能の限界やスタッドレスとの違いを徹底調査
寿命の短さと夏場の摩耗による予期せぬ後悔
経済的だと思ってオールシーズンタイヤを選んだのに、実は寿命が短くて結果的に高くついたと後悔する声は少なくありません。
なぜ寿命が短くなりやすいのか?
冬の低い気温でもグリップ力を発揮できるように、オールシーズンタイヤのゴムはサマータイヤよりもかなり柔らかく作られています。
そのため、真夏の熱いアスファルトの上を長距離走ると、熱と摩擦によってゴムの劣化と摩耗がどんどん進んでしまうんです。
- メーカー公表の寿命目安:約3〜5年
- 走行距離が多い場合:2年弱で交換時期が来るケースも

自分のように年間13,000キロほど走るドライバーだと、タイヤの摩耗限界を早く迎えてしまいがちです。
長距離を走る方なら、サマータイヤとスタッドレスを季節ごとに履き替えて摩耗を分散させた方が、中長期的なトータルコストが安く済むケースも多いです。
「寿命が短い」という噂は本当なのか、どれくらいの距離を走ると交換時期が来るのか、具体的なコストパフォーマンスの真実はこちらで解説しています。
オールシーズンタイヤの寿命は短い?後悔する前に知っておくべき真実と経済性
転がり抵抗増加による燃費悪化とうるさい騒音
日々のランニングコストや運転の快適性という面でも、オールシーズンタイヤにはデメリットがあります。
雪をかき分けるために溝が深く粗いパターン(トレッドパターン)になっているため、乾燥した道を走る際の転がり抵抗が大きくなります。
| デメリットの要因 | 具体的な影響 |
|---|---|
| 転がり抵抗の増加 | 車を前に進めるために余分なパワーが必要になり、燃費が悪化しやすい。 |
| 深い溝のパターン | 路面の凹凸を拾ったり空気を圧縮したりすることで、ロードノイズ(ゴーッという音)がうるさいと感じやすい。 |
燃費の悪化やロードノイズの増加は、日々の運転でのストレスになり得ます。
静粛性を重視したサマータイヤと比べると、乗り心地の面で妥協が必要になる点を覚えておいてください。
運転中の「ゴーッ」という音が気になる方へ。実際の静粛性や、できるだけ静かなタイヤを選ぶためのポイントをまとめました。
オールシーズンタイヤはうるさい?後悔する前に知っておくべき静粛性の真実と選び方
雪道での過信は禁物でやめたほうがいい理由
「オールシーズン」という名前から、どんな気象条件でも万能に走れると勘違いしてしまうことが一番の落とし穴です。
確かに浅い雪であれば走れますが、スタック(立ち往生)してしまうような深い雪や急な坂道では、タイヤの限界をすぐに超えてしまいます。
過信して雪深い場所に出かけ、途中で動けなくなってしまうトラブルが毎年起きています。
万が一の備えが必須
もしオールシーズンタイヤで冬のドライブに出かけるなら、タイヤチェーンや脱出用のスコップを常備しておくなどの対策が必要不可欠です。
万能ではないことを理解せずに買うのは絶対にやめたほうがいいと自分は考えています。
装着をやめたほうがいい人の具体的な特徴
ここまでのデメリットを踏まえて、オールシーズンタイヤの装着を見送った方がいい、つまり「買ったら後悔する可能性が高い人」の特徴を具体的に整理していきます。

北海道や東北など本格的な降雪地帯を走る方
北海道や東北、北陸などの本格的な積雪地帯(豪雪地帯)に住んでいる方は、迷わず専用のスタッドレスタイヤを選んでください。
このような過酷な環境では、オールシーズンタイヤの氷上性能では命を守れません。
重大な事故につながる危険性が極めて高いため、冬のメインタイヤとして使うのは完全に力不足です。
年間1万キロ以上走破するドライバーの寿命問題
通勤やレジャーで年間1万キロ以上走るような、走行距離が多いドライバーにとってもあまりおすすめできません。
走行距離が多いと夏場の摩耗が一気に進み、あっという間に溝が減ってしまいます。
タイヤの交換頻度が上がり、結果的にランニングコストが跳ね上がるため、一年中履きっぱなしにできる経済的なメリットが全く得られなくなります。
前述の通り、自分のように年間13,000キロ走る場合は、摩耗の早さを実感しやすいため注意が必要です。
静粛性や乗り心地を重視する高級車のオーナー
スポーツカーや大排気量の高級SUVなど、車のポテンシャルや車内の静粛性を大切にしている方にも不向きです。
オールシーズンタイヤ特有のロードノイズや、ハンドリングのやや鈍い感覚が、せっかくの車の性能や乗り心地を台無しにしてしまいます。
快適性を求めるなら、それぞれの季節に特化したプレミアムタイヤを履き替えるのがベストな選択です。
メリットを最大限活かせるおすすめな人の条件
デメリットばかりをお伝えしてきましたが、もちろんオールシーズンタイヤがピタッとハマる人もいます。
ここからは、デメリットを上回るメリットを感じられる方の条件を解説します。

千葉など雪が少ない都市部に居住している方
自分が住んでいる千葉県のように、一年のうちで雪が降るのが数日程度で、路面凍結のリスクも低い非降雪地域に住んでいる方には、非常に合理的な選択肢になります。
マンション等でタイヤの保管スペースがない方
マンションなどの集合住宅にお住まいで、外したタイヤを保管しておくスペースがない方にもぴったりです。
タイヤ4本は想像以上に場所を取りますし、ベランダまで運ぶ重労働も大変です。
タイヤ保管サービスを利用すると年間数千円〜数万円のコストがかかりますが、一年中履きっぱなしにできるオールシーズンタイヤなら、保管場所の悩みも追加費用もゼロになります。
冬のチェーン規制を合法的に回避したいケース
高速道路で冬用タイヤ規制(チェーン規制)が出た場合でも、側面に「スノーフレークマーク(3PMSF)」がついているオールシーズンタイヤなら、スタッドレスタイヤと同じようにそのまま通行することが合法的に認められています。
全車チェーン規制について
大雪特別警報などによる「全車チェーン規制」という最高レベルの規制が出た場合は、どんなタイヤでもチェーン装着が義務付けられます。
冬場はトランクにチェーンを常備しておくとより安心です。正確な情報は各高速道路会社の公式サイトをご確認ください。
性能の限界を理解して安全に長持ちさせる運用
オールシーズンタイヤを選んだ場合、その寿命を少しでも延ばし、安全に使い続けるための日々のメンテナンスが欠かせません。具体的な管理方法を2つ紹介します。
スリップサインとプラットホームの確実な点検
タイヤの安全性は「溝の深さ」に依存しています。摩耗限界を見極めるために、2つのサインを必ず定期的にチェックしてください。
| 点検箇所 | サインの意味と限界ライン | 対処法 |
|---|---|---|
| スリップサイン | 溝の深さ残り1.6mmで露出。 サマータイヤとしての限界。 | 法律違反・非常に危険なため、即座に新品へ交換。 |
| プラットホーム | 溝が新品の50%で露出。 冬用タイヤとしての限界。 | これが出た時点で雪道走行は不可。 冬前に露出寸前なら買い替えを検討。 |
本格的な冬を迎える前には、必ずこのプラットホームの位置を目視で点検しましょう。
費用や寿命、安全に関わる各種の数値データはあくまで一般的な目安です。正確な情報は各タイヤメーカーの公式サイトをご確認ください。
定期的なローテーションでゴムの偏摩耗を防ぐ

タイヤを長持ちさせるコツは、定期的な「タイヤローテーション(位置交換)」です。
車の前輪と後輪では、ブレーキの負担やカーブでの摩擦の度合いが異なるため、どうしても減り方に偏り(偏摩耗)が出てしまいます。
- 目安:だいたい5,000km〜10,000km走るごと
- 効果:前後のタイヤを入れ替えることで、4本のタイヤを均等に摩耗させる
結果的にタイヤ全体の寿命を最大限に引き延ばすことができますので、オイル交換などのタイミングで整備士さんにお願いしてみましょう。
納得して買うならタイヤフッドの利用がおすすめ
オールシーズンタイヤの特性をしっかり理解し、「自分の環境に合っている!」と判断できたなら、次はどこで買うかが重要です。
自分は圧倒的にタイヤフッド(TIREHOOD)での購入をおすすめします。
ネット通販の安さと提携店舗での交換の快適さ
タイヤフッド最大の魅力は、ネット通販ならではのタイヤ本体の安さと、実店舗での取り付けの手軽さを両立している点です。
ディーラーや実店舗のカー用品店で買うよりも安く買えることが多いですし、購入したタイヤはそのまま自宅近くの提携ガソリンスタンドや整備工場に直送してくれます。
自分で重いタイヤを車に積んで運ぶ手間が一切かかりません。
| 購入・交換方法 | 価格の安さ | 手間の少なさ |
|---|---|---|
| 実店舗 (ディーラー・量販店) | △ (割高傾向) | ◎ (全部お任せできる) |
| 通常のネット通販 | ◎ (安い) | △ (持ち込み交渉や運搬が必要) |
| タイヤフッド | ◎ (安い) | ◎ (直送・予約が一括完結) |

自分も愛用しているタイヤフッドですが、実際に使ってみて感じたメリットや、利用者のリアルな口コミ・評判をこちらで詳しくレビューしています。
タイヤフッド(TIREHOOD)の評判はどう?利用するメリットを徹底解説!
サイズ選びから予約まで一括完結できる利便性
車種と年式を選ぶだけで適合するタイヤサイズを自動で提案してくれるので、ネット通販にありがちなサイズ間違いの心配がありません。
さらに、購入画面のまま提携店舗での取り付け日時の予約まで一括で完了します。
忙しい方でも本当に便利に活用できます。
ただ、最終的な適合確認や細かなフィッティングの判断については、ご自身の責任の下、プロの整備士にご相談くださいね。
まとめ|環境を見極めて最適なタイヤ選びを
今回は、オールシーズンタイヤのデメリットから、後悔しないための選び方、そしておすすめの購入方法までじっくりと解説してきました。

- 凍結路面には極めて弱く、万能ではない
- 夏場の摩耗が早く、走行距離が多いと寿命が短い
- 雪深い地域や年間走行距離が多い方にはおすすめできない
- 千葉などの非降雪地域で保管スペースがない方には最適
タイヤは命を乗せて走る最重要パーツです。表面的なコストダウンや利便性だけに目を奪われることなく、ご自身の生活環境や用途を冷静に見極めてください。
もし少しでも不安が残る場合は、最終的な判断は専門家にご相談のうえで決定することをおすすめします。
この記事が、あなたにとって最適なタイヤ選びの一助になれば嬉しいです。

タイヤフッド(TIREHOOD)の評判はどう?利用するメリットを徹底解説!